どんどんと自分のビジネスが拡大して行きますととある問題に出くわしますね。

 

それは…

 

手が回らない

 

そう、手が回らないんです。

やめてクレメンス

手が回らないっ…!

「ここまで来た!」と言う嬉しさ半分、

機会損失をしている気分になって悔しさ半分

 

そんな方が多いでしょう。

 

そうなったら「人(手数)を増やし」たくなりますよね!

 

そういった時

 

「人を雇うか、外注に出すか。どっちが良いですか?」

 

と言う質問をちらほら頂きます。

 

 

どっちが良いか悩む

結論から言うとまずは外注をお薦めしております。

 

そうは言っても「何を外注化して何を自分でするか」

 

そこの見極めは必要です。

 

何でもかんでも外注化していたら経費もかさみますからね!

 

今回は外注化するにあたり下記の観点から僕の見解を話していこうと思います。

 

・外注化のメリットとデメリット

・何を外注化すべきか

・外注先の見つけ方

・外注の注意点

 

 

外注化のメリットとデメリット

メリット

・現状の仕事量以上の仕事がこなせる

 仕事を任せる事によって単純に手数が増えます。

 また様々な作業で得手不得手もあるでしょう。

 

 「この作業は苦手だけどそれが終われば得意な作業なのに…」(中々次に進まない)

 

 そんな時その作業を肩代わりして貰えれば通常よりこなせる仕事量は目に見えて増えるでしょうね

 

・自社で有していないスキルを利用できる

 

 物を仕入れる目利きはあっても、

 広告を打ったり、Web上で仕掛けたりするのは苦手

 な方も多いでしょう。

ニガテ・・・

 僕も正直パソコン関係は結構苦手なので従業員さんにお願いする事が多々あります。

 

 ただし、その従業員さんでも難しい事も沢山あります。

 

 そんな時、そこを解決してくれる方はありがたいですよね!

 

 教育する時間と手間が掛からず、そのスキルを利用出来る事はありがたいですねよ!

 

・学びや出会いがある

 外注さんとのやり取りの中で

知らなかった情報に触れること

 も少なくありません。

 

 住んでいる業界が違うと当然と起こりうる事です。

 

 そういった時には積極的に教えて貰いましょう。

 

 他業界では普通な事も自分の業界ではまだまだ浸透していなくって(もしくは全く知られていなくって)

 持ち込んだら上手く行った、と言うのはちょこちょこあることですよね。

 

 一時前まで流行っていたスマホの転売等は最たる例だと思います。

 

 携帯業界に詳しい人が、物販業界やその他に持ち込んで

 有利な乗換を斡旋して手間賃を受け取ったり、情報商材として販売。

 

 その結果収益をあげる。

 

 周りを見渡してみると

 物販業界から持ち出せるもの、

 逆に物販業界に持ち込めるもの

 沢山あると思いますよ!

 

 

デメリット

・認識の違いが起こり易い

 外注化に関してもそうですし、一般社会でもよくある話ですよね。

 会社に勤めていたり、逆に従業員さんを雇っていたり。

 どこの現場でも起こっている事だと思います。

 

 日本人は「察する」国民性であり、素晴らしいとは思うのですが、

 どうしてもそれに頼りがちです。

 

 自分の思い描いたイメージと相手の思い描いているイメージが合っているか。

 普段以上にすり合わせをしましょう。

意思疎通は大事ですね

 どうしても伝わらない、合わない時は

 1.「そういうものだ」と割り切ってはなっから「ある程度のところ」まで出来ればいい気持ちで依頼する

 2.諦めて人を変える

 

 と言ったところになりますね。

 

ある程度自社の情報開示が必要

 自分の意図した物を依頼しようとするとそのバックボーン(背景)を理解して貰う必要がある時があります。

 

 そうなりますと自社(自分)の事を知って貰う必要が出てきます。

 

 そこには「企業秘密」的な物もあるでしょう。

 

 心配な時には「秘密保持契約(NDA)」を結んで頂く事も視野に入れます。

 

・緊急な対応には向いていない

 ある程度規模感が出てくると「緊急を要する」事も発生します。

 

 自社の人間であればその場ですぐ頼めるでしょうが、外注さんの場合はそうも行きません。

 

 何事もそうですが、計画的に物事を進める様に普段から段どる必要があります。

 

 また緊急な対応は自社の事がよくわかっていないと判断出来ない事も多く、

 その仕事はそもそも外注化は不向きと言う事だと思います。

 

 

 

何を外注化するべきか

これを決めないといけませんね。

 

「何を自分でして何をお願いするか」これが決まらないと先に進まないです。

さてどうするか

 

何を指針にそれを決めるか。

 

指針や基準点を決めておくと何かあったときの判断もしやすくなります。

 

外注化出来るタスク(例)

・納品 - 納品代行

・メルカリ出品 - 出品代行 (Amazonで売れないもの)

・受取 - 受け取り代行 (ネットショップで購入した時に1世帯一つしか買えない商品等)

 

外注せず自分でやるべきタスク(例)

・仕入れ

 

 

もし、僕がサラリーマンや個人事業主だとしたら仕入れに集中して

発送や納品、出品に関しては外注化しようと思います!

 

物販以外のアフィリエイトや関連する

新しい事に取組んで、収益を更に伸ばして行きたいですね!

 

僕としては自分の持ち味やセンスに依存する部分が多いところは

自分でするべきだと思っています。

 

外注はどこにお願いするべきか

外注を行う際はどこかで見つけて来なくてはいけません。

 

大まかな方法としては

・クラウドソーシングサイトを利用

・知り合いから紹介

・究極的には身内!

 

クラウドソーシングサイト

 

クラウドワークス

【特徴】

月額利用は無し。

手数料は5~20%

受注者と発注者の直接取引は不可。直接取引が発覚した場合はサービス利用不可となる。

仕事の募集方法は3種類あり、タスク方式、プロジェクト方式、コンペ形式がある。

匿名でも利用可能。

発注側が先に仮払いを行う為、報酬の未払い、支払い遅延が起こりにくい。

「プロクラウドワーカー」制度があり、クオリティの高い人が見つかり易い。

上記の制度のお陰で料金が高くなりがち。

その一方で安価に大量の仕事を受ける「薄利多売」の人も見受けられる。

 

ランサーズ

【特徴】

月額利用料は無し。

手数料は5~20%

受注者と発注者の直接取引は不可。直接取引が発覚した場合はサービス利用不可となる。

仕事の募集方法は3種類あり、タスク方式、プロジェクト方式、コンペ形式がある。

匿名のまま取引が可能。

発注側が先に仮払いを行う為、報酬の未払い、支払い遅延が起こりにくい。

「認定ランサー」制度があり、クオリティの高い人がみつかり易い。

上記の制度のお陰で料金が高くなりがち。

 

ジモティ

【特徴】

地元の人同士で不用品を必要な人に安く譲る、譲って貰う、と言うコンセプトで始まる。

会費や手数料は一切なし。

あくまでも個人間でのやり取りを橋渡ししているに過ぎないのでトラブルがあった際は運営が間に入る事なく、個人間でのやり取りのみとなる。

地元の人に簡単なアルバイト感覚で納品をお願いする時に利用するイメージが強い。

上記の様になると、外注と言うよりはアルバイトを雇う感じに近い?

 

ココナラ

【特徴】

金額は仕事を受ける側が決定

出品する際、初期費用不要。取引成立時25%+税が掛かる。

出品できるサービスがランサーズやクラウドワークスには無いものもあり、「占い」「カウンセリング」「似顔絵」等もある。

それ故、受注側のレベルも幅広くなる。

 

 

クラウドソーシングサイトのメリット

・サービスによっては間に挟む業者が金銭面やトラブルの対処をしてくれる

・登録数が多いので求める人材が見つかりやすい

・Webで完結するので気軽に頼める

 

クラウドソーシングサイトのデメリット

・間に業者を挟むので依頼料が高くなりがち

・顔が見れないのでお互い相手の信用を勝ち取る為に時間が掛かる

・依頼が多い仕事は登録者が多いが、依頼が少ない仕事は登録者が少なくなるのでニッチな仕事は外注化しにくい

 

 

知り合いから紹介

「顔の見える知り合いから紹介」は該当する人がいれば

安心してお願い出来る確率が高いです。

 

知り合いから紹介のメリット

・間に挟む業者が居ないのでお互い金銭面的に好条件になり易い

・仕事を依頼する前に面談出来るので仕事や性格の合う・合わないの判断が出来る

・懇意になればもう少し突っ込んだ依頼もしやすくなる

 

知り合いから紹介のデメリット

・紹介者の顔を立てすぎて情に流されてしまう

・紹介者が当方の意図を理解しておらず見当違いな紹介が起こる

・仕事を任せれるレベルでは無い人が紹介される事がある

 

 

 

究極的には身内!

若干番外編な感はありますが、

「簡単な梱包や発送を兄弟にお願いしてる」

「(同じく)奥さんに」

「(同じく)親に」

 

と、言う声もチラチラ聞きます!

身内といえど頼んだらちゃんとお礼(お給料)はしましょうね!

 

外注の注意点

ここまでの話も踏まえて、外注の注意点として挙げられる事は

 

・契約内容は明確に

・認識の相違を起こさない様、指示は細かく

・なぁなぁにならずキチンと接する事

・やっぱり人柄は大事

・指示書やマニュアルの整備をする

 

と言ったところだと思われます。

 

 

仕事に関しては若干ドライ気味でも良いと思います。

 

僕の読者さんは割と情に厚く、故に流される人も多いと感じています。

 

だから「若干ドライ気味なのを意識してもちょうど良いくらいになるのでは」と言う意味を込めています。

 

 

ただし、僕は外注さん、従業員問わず仕事をキチンとしてくれる方

思っている以上の成果を出してくれる方には少し優遇しています。

 

その時には単純に「給料や報酬に色を付ける」と言った事では無く

 

「いい(キャンペーン)情報を優先的に伝える」であったり、

 

積極的にご飯に誘う(勿論奢りますよ!)

 

という様にしています。

 

「感謝の気持ち」や「今後も期待している気持ち」、

「もっと成長してほしい気持ち」

 

をこう言った形で表しています。

 

 

 

外注さんにしろ、従業員さんにしろ、

僕にとっては一緒に仕事をしていくパートナーです。

 

みなさんも良きパートナーを探す気持ちで是非取り組んでみて下さい!